【座り方の極意】楽な座り姿勢を作るコツ【座りすぎ 腰痛】

腰痛

この記事の3行要約

  • 日常的な「悪い座り」方が、腰痛や肩こりの原因になっている。

  • 骨盤を回転させることで、体への負担が少ない座り方になる。

  • 正しい座り方は健康維持の基本。習慣化することが重要。

常日頃「楽な姿勢」で過ごしている人は、肩こり・腰痛・坐骨神経痛とは無縁な生活を送れます。

呼吸もしやすく、内臓の調子も良く、便秘やむくみなどの不調も起こりにくいでしょう。

反対に「楽ではない姿勢」で過ごしている人は、痛みも不調も起こりやすく、痩せにくく、息苦しく、便秘がちかもしれません。

両者の決定的な違いはなにか?

それは

骨盤の回転」です。

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骨盤の回転を利用できるか、できないか

これにより人生は変わります。決して大袈裟ではなく。

今回はそんな
「骨盤の回転による楽な座り姿勢を作るコツ」
について、実践方法も交えつつお伝えします^ ^

今すぐできる!楽な座り姿勢の作りかた

早速ですが下のGIF画像をみながら骨盤を回転させてみましょう⬇︎

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まず骨盤を後ろへ回す(後傾 後ろへ傾ける)と、背骨は丸まり、頭と腕の重さは負担になります。このとき背中の筋肉は張り、内臓はつぶれます

骨が支えにならず、代わりに「筋肉の張力」と「つぶれた内臓」によって姿勢保持する状態です。この姿勢が続けば息苦しくなるでしょうし、代謝は悪くなるでしょうし、肩や腰が張るのも無理はないでしょう。

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今度はそこから、骨盤を前へ回します(前傾 前へ傾ける)。すると仙骨から背骨を押し上げる力が発生し、丸まった背骨が伸び、頭と肩が真下へ下がる力のベクトルとつり合い、背骨が支柱として機能する「骨で支える姿勢」です。

骨で支えると背筋が張る理由もなくなり、胸や内臓は圧から解放され、骨・筋肉・内臓は各々の役割を全うできます。

回転させる時に意識をおくのは筋肉ではなく「骨」です。背筋をギュッと縮めるのではなく「骨を動かす」意識で回転させましょう。

骨盤前傾動作を背中の筋肉(多裂筋など)にグッと力を入れて行うと、かえって疲れや痛みの元になってしまいます。力みは要りません

ただ骨盤をクルッと回転させて「筋肉で支える姿勢」を「骨で支える姿勢」に切り替えます。

楽な姿勢=「○○で支える姿勢」

楽な姿勢とは「骨で支える姿勢」のことです。

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私たちは「物理の世界」に生きており、常に重力の影響を受けています。物理の世界は淡々と結果を突きつけてきますし、その人のカラダの扱い方は良くも悪くも背骨にあらわれているのです。

だからこそ骨の配列を整え、骨を支えにすることが大切です。

楽ではない姿勢とは“猫背”に代表される「筋肉で支える姿勢」のことをさします。

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なぜか余計に力んでしまったり、寝ているのにリラックスできなかったりする人はいますが、筋肉を“支え”として頑張らせ続けると、うまく脱力できなくなるのです。

そして脱力できない状態が続くと、力の入れ方もわからなくなります。そもそもの筋肉(骨格筋)の役割は「動力」ですが、それも全うできなくなり、自分のカラダがどんどん「アンコントロールなもの」になります。また内臓は潰され続けてうっ血し、働きにくくなってしまいます。

これらの延長上に、肩が凝る、腰が張る、太モモや脛やふくらはぎが張る、足がむくむ、手足が冷える、緊張が抜けない、寝付けない、便秘、なかなか痩せない、変形性関節症など様々な不調も起こり得ます。

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骨を骨として機能させ、筋肉を余計な頑張りから解放するために意識すべきことが「骨盤の回転」です。

骨盤って回転するんだ、と思った方はすでに変化しています。人間だれしも知らないことを意識は出来ませんが、知ってさえいれば意識できるようになるからです。

猫背=絶対悪ではない

余談ですが、マジメな良い人ほど「猫背は良くないんだ!」と良かれと思って腰を反らせすぎたり、肩甲骨を背骨に寄せ過ぎたりしがちです。

が、これらの意識は要りません。というか「猫背=悪」という思い込みも捨てて大丈夫です。

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猫背は猫背で「リラックスしやすい」という利点があります。デスクワーク中も休憩したい時は猫背にしたほうがゆっくりできますよね?排泄も猫背の方がしやすいですよね?

寧ろキレイな猫背をつくれない(お尻を床の寸前まで落とした形での“しゃがみ込み”ができない)ことで不具合に繋がる場合もあるくらいです。

あくまで常態化してしまうことが悪であって「猫背になること=悪」ではありません。大事なのは「ずーっと同じ姿勢で居ない事」「使い分け」です。

基本的に座っている間は常にほんの少しでいいので骨盤を動かし(前後傾させ)続けましょう

それを踏まえた上で、基本は(作業をする時は)骨盤を前傾させ「骨で支える姿勢」にし、休憩する時は骨盤後傾させリラックスしやすい猫背にする、と言った具合で過ごすと良いでしょう。

骨盤を起点に基本は「骨で支える姿勢」で過ごし、時々、猫背にもする(大体前傾9~8:後傾1~2くらい)

そんな意識で日常生活を送ってみましょう。

まとめ

・骨には骨の、筋肉には筋肉の、内臓には内臓の役割がある

骨=支柱
筋肉(骨格筋)=動力
内臓(心筋/平滑筋)=呼吸・消化・生殖・排出 etc

それぞれの役割

・各々の役割を全うさせるための起点が「骨盤」

・「骨盤の回転」を使えないカラダは、リラックスできない、痛みや不調が起こりやすい、痩せにくい、息苦しい、便秘がち

・「骨盤の回転」を知り、意識できれば、カラダは余計な負担から解放され、痛みや不調からも解放される

お付き合い頂きありがとうございました^^

おまけ:デスクワーク中、意識せずとも「骨で支える姿勢」を保ちやすくする方法

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