腰痛を克服するために「頑張る」ことが最悪な理由

腰痛

腰痛や肩こりを克服する、あるいは、身体を緩めるために「力」は必要ありません。

むしろ、力でどうにかしようとすることは、逆効果にさえなり得ます。痛みや不調を防ぐには、頑張っちゃいけないのです。

緊張も弛緩も「脳からの命令」次第

例えば、ぐっと力こぶ(上腕二頭筋)を作ってみてください。

このとき、あなたの脳は反対側の二の腕(上腕三頭筋)に対して、命令を下しています。

「緩め!」という命令を。

これを専門用語で「相反抑制(そうはんよくせい)」と呼びます。

一方が縮むとき、もう一方は緩む。身体にはそんな精巧な機能が備わっているのです。

※最重要:「緊張」の裏には「弱化」があると気づくこと

相反抑制を理解すると、「どこかの緊張」は「どこかがサボっている(弱くなっている)ことの裏返し」であると気づけます。

• 肩がガチガチなのは、脇の下や肩甲骨の下の筋肉を使えていないから

• 腰が痛いのは、下腹部や側腹部のコルセットのような筋肉が弱化しているから

・太ももの前や側面が張ってしまうのは、内側や裏側がフニフニだから

いまサボっている筋肉を働かせれば、緊張していた部位は「頑張らなくていいんだ」とゆるみます。人体はそういう仕組み、そういうルールで成り立っているからです。

腰の緊張や痛みを取るために、腰に触れる必要はありません。というか、多くの場合、正しい「呼吸」だけで事足ります。

身体の仕組みや脳の仕組みを理解し実感すると、緊張している部位を力づくで押したり揉んだりすることが、いかに無駄か、ナンセンスか、わかるかと思います。

根本的な解決に至らないどころか、組織の損傷リスクすらありますからね。それに、強い刺激が欲しいのは、それだけ緊張が過剰だということです。強圧を求めることは、いわば間違ったオナニーをしているようなことで、続けるほど正常な機能は失われていきます。

緩めるとは「やめる」こと

身体を緩める・痛みを抜け出すとは、何かを「する」「足す」ことではありません。余計なこわばりや頑張りを「やめる」「引く」ことです。

力まかせに戦うのをやめて、身体が本来持っている仕組みに身を委ねてみましょう。それだけで、あなたの身体はもっと軽く、自由になります。

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