“整体に1年通ったけど、全く効果がなかった”
“2年はかかる、と言われ2年通ったが治ってない”
このように仰る方のご来院が度々あります。
忙しい合間を縫って通い、期待した効果が得られない状況は身体的にも精神的にもシンドイですよね。
そこで今回は「1回目でわかる」
通っても良くならない治療院の見分け方をお伝えします。
お金も、時間も、替えのきかないカラダも無駄にしない為にこの方法で見分けましょう。
良くならない治療院①原因の説明がない
良くならない治療院の特徴1つ目は
「原因の説明が無い、もしくは曖昧」になります。
治療効果がでない理由は次のどちらか(または両方)です。
・治療が原因を捉えていない
・治療後も原因が残っている
しかし本来、痛みやしびれの治療は
②治療後どういう状態になるか説明
③特定した原因に必要最小限の治療
④受けた方が原因を再び産まないよう指導
この流れで行われます。つまり基本的に「治療を受けて全く効果がでない」事になってはいけないのです。
この場合治療者も原因を分かっていない可能性があります。
なにより説明がなければ【なぜ痛くなり、なぜよくなったか】受けた方は分かりませんし、分からなければ再発します。
なので原因の説明がない(曖昧)、は「ナシ」としましょう。
最初から「あなたが」納得できる、ちゃんと腑に落ちる「誤魔化しのない説明をする人」に任せることを勧めます。
良くならない治療院②1回で全く効果を感じない
良くならない治療院の特徴2つ目は
「1回で全く効果を感じない」です。※「1回で治らない」ではありません。
腰痛の治療は、治療より「問診や検査」が何十倍も大事です。
そして「良くなる治療院」の治療者は問診や検査の時点で「ここをこうすれば、こうなる」と見当がつきます。
どうなるか見当もつかないけど、やってみますかという事にはなりません。たとえ1回目だとしてもです。
①と通じますが、効果を確認した上で行うのが治療なので1回で効果を全く感じないのもナシとするのが無難でしょう。
良くならない治療院③話を聞いてもらえない
良くならない治療院の特徴3つ目は
「じっくり話を聞いてもらえない」です。
1〜2分程度の事務的な問診で、対象者の習慣や生活歴
何気ない癖、どんな状況で痛みが出てしまうのか?どんな時は平気なのか?などを細かく把握し原因特定までするのは現実的にほぼ不可能でしょう。
繰り返しますが「原因不明のままの治療」はNGです。
じっくり話を聞いてもらえない時点でその後の治療で結果が出る可能性は低い、といえます。
まとめ
一生良くならない治療院の1回目で分かる見分け方は
- 原因の説明が無い(もしくは曖昧)
- 1回で「全く」効果を感じない
- じっくり話を聞いてもらえない
の3つです。この特徴を持つ治療院で行われるのは「あてずっぽうな治療」かもしれません。
ちなみに“効果はなかったけど「安い」から通ってた”と仰る方がたまにいらっしゃいます。
「安い」「気持ちいい」などが先行している時点でそれは治療ではなく慰安です。治療と慰安は目的が違います。
いずれにしても「効果がない」時はそれだけ続けるのではなくセカンドオピニオン、サードオピニオンも検討しましょう。
かかった所を変えるのは勇気がいるかもしれませんが「効果が無い治療」を受け続けても仕方ないです。
治療院をしっかり選べば「人生の無駄」が減らせるかもしれません。