【警告】あなたの健康を奪う「痛み止め」の恐ろしさ

腰痛

寝たきり化・要介護化の誘因になり得る“関節疾患”や“慢性腰痛”を予防する事は、健康寿命を延ばす事に直結します。そしてそれは、そんなに難しいことではありません。簡単な話、不調を放置しなければよいのです。

しかしカウンセリング時「痛みやしびれにどのような対処をしてきましたか?」と質問すると、大抵「湿布」「痛み止め」「マッサージ」「ブロック注射」と返ってきます。いわゆる“対症療法”だけをしてきたからこそ、その腰痛や膝痛や坐骨神経痛はうまれてしまったのではないか?変形性関節症が起こってしまったのではないか?と思われるケースは多く、残念に思います。

もしかしたら容易に予防・解決できたその問題は、なまじ“その場しのぎ”できてしまうことで複雑化し解決困難になっているのかもしれません。痛み止めにより不調(の元)が見逃され健康を失っているのかもしれません。

対症療法だけしている状態は雨漏りの「穴」を塞がず、バケツでしのいでるような状態です。穴が「放置される」と、木材は腐り、鉄は錆び、カビやシロアリが発生し、住宅の寿命は縮みます。基本的な考え方としてはカラダもこれと一緒です。

はじめは“違和感”だったのが、痛みへ変わり、しびれるようになり、立つのも歩くのも億劫になり、寝たきりになり、足が弱り、背骨や関節が変形し‥とだんだん問題が大きくなります。

健康寿命を縮めるもっとも簡単な方法は「不調を放置する」事です。日本における“失われた30年”のように、存在する問題から目を背け、臭いものには蓋をして、問題解決を先延ばしし続けることです。

この“先延ばし”体質は医療分野だけでなくあらゆるセクションにおいて蔓延しているような気がします。国とは人ですから。

それはそれとして、生涯健康でありたいと思うのであれば、不調を放置してはいけません。身近にあるからといって漫然と薬や湿布を使い痛みを誤魔化し続けてはいけないのです。

 

そもそも腰痛とは…/痛み止めとは…

腰痛はその方の「習慣」や「カラダの癖」から産まれる側面があり、習慣やカラダの癖は人により異なります。10人いれば10通りの腰痛があり、流れ作業的なマッサージや薬の処方、ブロック注射や手術では到達できない“深度”の問題です。(仮に薬で解決できるならば、誰も腰痛に悩まされていないはずです)

 

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腰痛の原因一覧-腰痛診療ガイドライン2019より
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薬を飲んで様子を見てました。ブロック注射を打ちました。手術をしました。お越しの方はそう仰います。そして大抵、現在進行形で「腰痛を産む行動」を“無自覚のまま”しておられます。まずは腰痛を産む習慣・癖に気づき、それを変える作業が必要です。

また痛み止めの役割は“消炎鎮痛”であり、炎症を抑えることと炎症の原因をなくすことは別の話です。もちろん、その場のツラさを抑えることも大事ですが「その場しのぎして終わり」ではありません。

薬やブロック注射は腰痛を産む習慣・癖を変えるための“根本治療”と組み合わせることを前提として使うモノ、と認識しておくことが健康を守るうえで大切です。

当院では痛み止め、リハビリ、ブロック注射、手術で改善しなかった腰痛や坐骨神経痛を改善するお手伝いをしています。腰痛を産む習慣を見つけ、修正し、元々の痛みのなかったカラダを徐々に取り戻す。それが自然ですし、実は「根本改善」への最短ルートです。

 

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