ちまたには多くの「健康法」が溢れています。
いわゆる”HARM”の一つ、全人類の関心事といっても過言ではない「健康」情報は、テレビや雑誌やSNSに溢れまくり、それはもうカオス状態です。
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(情報がありすぎて)なにをすべきかわからない
と仰る方とも度々出会ってきました。
ヒトのカラダはそもそも千差万別です。おなじ「腰痛のストレッチ」でも、効く人もいれば、逆効果になる人もいます。
人間は機械ではないので全員共通の解はありません。
しかし「失敗」にはある程度の共通点があります。
こういう事をすると(こういう方向へ進むと)むしろ痛みや不調につながるかもしれません‥といった、運動／ストレッチ中の「危険なサイン」は「ある」のです。
お越しの方の経験として、施術や我流のケアによってかえって痛くなった、という話もききます。
自身でやるにせよ、施術を受けるにせよ、当たり前ですがなんでもかんでもやればいいわけではありません。
そこで今回は
『失敗しない』カラダづくりのためのセルフケアの手引き
というテーマで、
どんなことを意識すれば、痛みの増悪などの“失敗”は避けられるか？
についてお伝えしようと思います。
ほぐし/ストレッチ編
主に「筋肉の柔軟性の向上」､ときに「痛みの応急処置」目的として行われる、ほぐしやストレッチの３つのポイントをお伝えします。
ほぐし/ストレッチの｢強度｣
ほぐすにせよストレッチにせよ「筋肉が硬いほど痛みを伴いやすい」ですが、痛すぎてカラダが緊張してしまうほどの強度はNGです(いわゆる”揉み返し”が起きたり痛みなどの症状が悪化してしまう可能性があります)。
ほぐしやストレッチの強度は自分が「痛気持ちいい」と思える加減にとどめましょう。
@kota_masuda115 腰痛の応急処置に｢臀筋｣ほぐし #腰痛 #反り腰 #巣鴨 #整体院晃福 整体院 晃福-kofuku- 豊島区巣鴨4-7-8大塚ベース3号 (JR山手線大塚駅徒歩7分) ご予約･オンライン指導のお問い合わせはHPのメール又はLINEから！またモニター様の募集もしています。詳細はHP内のブログをご確認ください。腰痛やカラダの痛みに関するご質問なども各SNSやLINEからお気軽に^ ^
ほぐし/ストレッチを｢おこなうタイミング｣
痛みや凝りや違和感を感じた時に「その場で」行います。(痛みを感じた際に適切と思われるケアを試し、「痛みが緩和する方法」を見つけておく)
@kota_masuda115 自律神経を乱す意外な原因“前腕の硬さ”セルフケア #自律神経 #猫背 #首こり #肩こり #巣鴨 #整体院晃福 整体院 晃福-kofuku- 豊島区巣鴨4-7-8大塚ベース3号 (JR山手線大塚駅徒歩7分) ご予約･オンライン指導のお問い合わせはHPのメール又はLINEから！またモニター様の募集もしています。詳細はHP内のブログをご確認ください。腰痛やカラダの痛みに関するご質問なども各SNSやLINEからお気軽に^ ^
理由は「慢性痛＝痛い状態が当たり前」になると痛みを避ける思考と行動が定着し、痛みをかばう癖がつき二次三次的な痛みや障害がうまれることがあるからです。
痛みが長引くと、心理社会的要因との循環的相互作用により、慢性化・重症化(慢性疼痛治療ガイドライhttps://www.mhlw.go.jp/content/000350363.pdf 痛みの恐怖回避モデルより引用)
“痛みの遷延化”を防ぐためにも凝りも痛みも、そのままにせず「その場で対処する癖」をつけていきましょう。それが安心に繋がり、脱力に繋がり、痛みの早期解決に繋がります。
ほぐし/ストレッチ中の｢呼吸｣
ほぐし/ストレッチ中は「吐く」ことを長めにしましょう。吐くとカラダは脱力しやすくなります。2：1の呼吸(6秒吐いて3秒吸う、8秒吐いて4秒吸うなど)を意識しましょう。
呼吸を止めないようにします。(いきむと力む)
ふぅ〜と吐くより、ため息のようにはぁ〜と吐く方が身体の力が抜けやすいです。
@kota_masuda115 坐骨神経痛の応急処置｢大腿二頭筋〜外側広筋｣ほぐし #坐骨神経痛 #腰痛 #反り腰 #ヘルニア #巣鴨 #整体院晃福 整体院 晃福-kofuku- 豊島区巣鴨4-7-8大塚ベース3号 (JR山手線大塚駅徒歩7分) ご予約･お問い合わせはHPのメール又はLINEから！腰痛やカラダの痛みに関するご質問なども各SNSやLINEからお気軽に^ ^
エクササイズ編
以下どんなエクササイズにも共通していえる注意点になります。
実施「後」まで痛みが残る種目は避けましょう。
初動に痛みや違和感を伴い、行ううちに徐々に消える場合は続けましょう。消えない場合は避けましょう。
@kota_masuda115 胸の骨を伸ばす(胸椎伸展)エクササイズを行うメリットについて #腰痛 #肩こり #反り腰 #巣鴨 #整体院晃福 整体院 晃福-kofuku- 豊島区巣鴨4-7-8大塚ベース3号 (JR山手線大塚駅徒歩7分) ご予約･オンライン指導のお問い合わせはHPのメール又はLINEから！またモニター様の募集もしています。詳細はHP内のブログをご確認ください。腰痛やカラダの痛みに関するご質問なども各SNSやLINEからお気軽に^ ^
動作の前にほぐしやストレッチを行うと、同じ動きをしても痛みが出なくなることは、よくあります。(例.ヒップリフト時の腰の詰まりが、前モモやわきを伸ばした後は起こらなくなるなど)
また、かならず「自分が今こういう状態だから、こうなるために、これをしよう」といった具合に目的を明確にして行いましょう。※闇雲にやると姿勢崩れや怪我のリスクが高まります。
@kota_masuda115 つま先が外に向くことから考えられるカラダへの影響と身体機能の左右差について #扁平足 #反り腰 #腰痛 #坐骨神経痛 #巣鴨 #整体院晃福 整体院 晃福-kofuku- 豊島区巣鴨4-7-8大塚ベース3号 (JR山手線大塚駅徒歩7分) ご予約･オンライン指導のお問い合わせはHPのメール又はLINEから！またモニター様の募集もしています。詳細はHP内のブログをご確認ください。腰痛やカラダの痛みに関するご質問なども各SNSやLINEからお気軽に^ ^
ここまで書いておいてなんですが
多くの方にとってセルフケアの最高到達点は「その場しのぎ」です。それ以上(姿勢改善や痛みの根治)を目指してもほぼうまくいきいません。
姿勢改善や痛みの根治には「的確かつ体系的なアプローチ」を要するからです。それには科学の基礎知識が必要です。
有資格者ならそれができるかというと、その限りではないのが難しいところですが
基礎さえしっかりしていれば方法はなんでも良いのですが
逆にいえば、ノウハウを集めまくってもその“背景”がわからなければ、期待する成果は得られません。
そして忘れてはならないのは、ストレッチもエクササイズも、整体やマッサージで行われる施術も、「カラダを破壊する」可能性があることです。
たとえば「頸椎スラスト」(首のボキボキ整体)は、重篤なリスクが示唆されています(頸動脈が裂ける、脳卒中になるなどの報告や死亡事故が多数ある)。そして頸椎スラストで得られる利益は、恐らく「ほかの安全な方法」でも得られます。したがってわざわざ積極的に頸椎スラストを選択する理由はない、と言えるでしょう。
厚労省「医業類似行為に対する取扱いについて」https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html より引用
https://www.churchofjesuschrist.org/study/liahona/2017/03/youth/just-what-the-doctor-ordered?lang=jpn より引用
「○○剥がし」「骨盤矯正」といった言葉を目にしたことがある方も多いと思いますが、
特に近年、SNS“映え”を重視したマーケティングの道具としての手技やメソッドが流行っています。それに伴い、Primum non nocere＝「まず，害を及ぼさない」という医療従事者にとっての基礎概念から逸脱している(ように思われる)手技との遭遇率は、高まっていることでしょう。
なので「受け手」側は、自分の身を守るために、痛みや不調の起こりにくいカラダづくりをする上で、ハイリスクな(害を与えうる)方法を選択するのは本末転倒であり、積極的に勧めてくるということは何か裏がある、と認識しておくことが大切かもしれません。
またハイリスクな手段を選択しかねないという意味では、ネットの情報を元に自己流で突き進むのもあまり勧めません。闇雲に突っ走るのではなく、運動学や解剖学や生理学を学ぶなど、科学を参照しましょう。
@kota_masuda115 ｢肋骨の出っ張り｣とカラダの緊張および肩コリ･腰痛の関係について #腰痛 #肩こり #反り腰 #リブフレア #坐骨神経痛 #巣鴨 #整体院晃福 整体院 晃福-kofuku- 豊島区巣鴨4-7-8大塚ベース3号 (JR山手線大塚駅徒歩7分) ご予約･お問い合わせはHPのメール又はLINEから！またモニター様の募集もしています。詳細はHP内のブログをご確認ください。腰痛やカラダの痛みに関するご質問なども各SNSやLINEからお気軽に^ ^
「的確で体系的なアプローチが可能なプロ」にみてもらう事も場合によっては必要です。それが結果を出すための現実的な方法であり、近道です。
お越しの方へ
基本は今回の内容に則りつつ、違和感や痛みを対処しながらエクササイズ等を行っていきましょう。
痛みによって「動くのが怖くなる」事があるのも承知しています。けれど大原則、カラダは「動くから」変わります。ほぐしてもストレッチしても「短期的にしか」カラダは変わりません。
痛みを過度に恐れたり神経質になりすぎて運動頻度を減らし、良い変化が起こせなくなる事も避けたいです。「後に引く痛み」を誘発しないエクササイズは積極的に行いましょう。必要以上に痛みに意味づけをしないことも大切かもしれません。
あとは「自分をよくする」という明確な目的意識をもって取り組むことも大切です。あくまでストレッチもエクササイズも理想の状態になる為の「手段」で、それ自体が「目的」ではありません。
ほぐし/ストレッチ〜エクササイズの一連の手順は専用動画をご確認ください^ ^
